チャリンコで帰宅途中、同じくチャリを押したおばあちゃんが止まっていたので
『こんにちは』声を掛けた。(田舎もの?)『あんたーどこまで帰るんね。』に始まり、
70歳は裕に超えてると見受けられる彼女は水を得た魚のように喋りはじめた。
『わたしゃー、糖尿病じゃけ毎日運動せにゃいけんのんよ。』
聞けば毎日一万歩相当の運動をしているそうな。お風呂には酢や墨、歯磨きには塩、
みかんの皮はお肌に、牡蠣の殻は鉢植えのよい肥料になどなど、
自転車を並べお互いの家への分かれ道までずっと彼女の生活の知恵を聞かせてくれた。
近くで見ると目がクリクリでまさしく『おばぁ』だった。
別れ際に知恵袋を教えてくれたお礼を言うと
おばぁも『聞いてくれてありがとう』と。
重たい荷物を乗っけたチャリを押しながら
坂道を登って行くおばぁの後ろ姿はかわいかった。
よき出会いに穏やかな気持ちになったある日の夕方。
2007-10-15
おばぁに出会う
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